我が家でも、かつては子どものゲームやオンライン対戦が優先で、食事の時間をずらすこともありました。子どもは家族団欒の輪には入らず、後で一人で食べるという形です。しかも一回やってしまうとすぐに常習化…
その結果、子どもとの会話が減り、褒めるチャンスも少なくなってしまったんです。
でも、ゲームやスマホを完全に禁止したり、時間を厳しく制限するのは現実的には難しいもの。
大切なのは、「ゲームも楽しみながら、家族の時間も守る」というバランスです。
家族の時間を守るための5つの工夫
① ゲーム時間を一緒にルール化する
「1日のプレイ時間」「遊ぶ曜日」などを親子で話し合って決めましょう。
自分で決めたルールなら、子どもも守りやすくなります。
寝る時間も同時に決めてしまうのがオススメです。逆算して、寝る時間までに宿題、ご飯、お風呂などやるべき事+ゲーム+家族時間がちゃんと出来るのか?が重要だからです。
② 家族で一緒に楽しむ時間をつくる
週に1回でも、家族全員が参加できる時間を意識的に作ってみましょう。
例えばボードゲーム、映画鑑賞、散歩など。ゲーム以外の「共通の楽しみ」を増やすことで、自然に会話が増えていきます。
我が家は人生ゲームを買いました!『お金ってどんなもの?』『保険って何なの?』など楽しむだけじゃなく学びもあるのでオススメです。
③ 食事や寝る前の時間は“デジタルオフ”にする
オンライン対戦中でも、「食事は一緒に食べよう」「寝る前はデジタル機器を置こう」とルールを決めておくと良いです。
この時間を”家族タイム”として特別扱いにすると、メリハリがつきます。
食事の時間も大体の目安を伝えて、子どもに合わせてもらうのはどうでしょう?「それでもご飯の時間に合わせる事ができなければその時は一旦中断してね」と事前に伝えておくことが効果的かもしれません。
我が家は必ず食事を一緒に食べる事を徹底しています。
会話はまずテーマを決めて挙手制『驚いたこと』『失敗したこと』などゲーム感覚で子どもからいろんな話を聞き出しています。
④ スマホやタブレットの利用時間を自動で制限する
親の「言葉だけの注意」ではなく、仕組みでサポートするのも効果的です。
おすすめなのが Googleの「ファミリーリンク」。
ファミリーリンクを使うと:
- スマホの利用時間を設定できる
- 時間になると自動でロックされ、使えなくなる
- 親が管理・解除できるので安心
子どもと一緒に「何時まで使う?」と話しながら設定すれば、納得感も生まれます。きっと最初は自分に有利な時間を言ってくるでしょう。その時は「やるべき事をきちんとやれてるのか?」「寝る時間を守れるのか?」「家族時間を作れているか?
を基準に一緒に考えられるといいですね。
⑤ 子どもと一緒に考える姿勢を大切にする
一方的に「やめなさい」ではなく、「どうしたら両立できるか」を一緒に考える姿勢が大切です。
「ゲームも楽しみだけど、家族の時間も大事だよね」と伝えることで、子どもも自分でバランスを意識するようになります。
デジタル制限を提案するときの声かけ例
- 「オンライン対戦楽しそうだね。でも夕食は一緒に食べたいな」
- 「続きはあとでできるよ。今は少しお話ししようか」
- 「平日は〇時までゲームにしよう。それ以降は家族タイムにしようね」
- 「ゲームも大事だけど、家族との時間も大事だよね。どうやって両方大切にできるかな?」
Googleファミリーリンクの簡単な使い方
- 親のスマホに「ファミリーリンク」アプリをインストール
- 子どものGoogleアカウントを登録
- 「デバイスの使用時間」を設定
- 時間になるとスマホが自動でロックされる
時間が近づくと「あと〇分で終わる」と表示されるので、子どもも気持ちを切り替えやすくなります。
制限というより「ルールを守る手助け」として使うとスムーズです。
また、親も「言わなきゃ」「注意しなきゃ」と気を張らずに済み、家族の時間を守るサポートツールとして活用できます。
※親のスマホと子どものスマホが同時に必要です
まとめ
ゲームやスマホの制限は、親にとっても子どもにとっても難しい課題。
けれど、無理に取り上げるのではなく、親子で話し合って仕組みを作るだけで、家族の時間は取り戻せます。
今日からできる小さな工夫で、ゲームも家族もどちらも大切にできる関係を目指しましょう。
自分もスマホが手から離せない瞬間があると思います。
しかしルールですから子供だけに守らせるのではなく一緒に頑張ろうの気持ちでグッと我慢です!私はこれが結構大変でした。笑


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