「忘れ物ばかりしちゃう…」と子供が言ったとき、どう声をかける?

【エピソード】

ある日、うちの子がポツリと言いました。
「最近忘れ物ばかりしちゃう…」

私はすぐに反応してしまいました。
「どうしたら忘れ物しないようになるか?」
「前日に準備したら?」
「チェックリスト作るのはどう?」

いくつもアドバイスを並べたものの、途中でふと思いました。
——あれ?この子、アドバイスを求めてるわけじゃないかも。

すると子どもは「もう無理だー」と諦めモードに。
私はなんとか空気を変えたくて、「あきらめたらそこで試合終了だよ?」とスラムダンクの名台詞で笑わせて終わらせたけれど、心の中にはモヤモヤが残りました。


【心理学から見る視点】

このとき子どもが本当に欲しかったのは「アドバイス」ではなく「共感」だったのかもしれません。

心理学では、人が安心を感じるために必要なのは「理解されている」という感覚、つまり共感的理解だと言われています。
特に子どもにとって、「分かってもらえた」「気持ちを受け止めてもらえた」という経験は、自己肯定感の土台になります。

親としては「困ってるなら助けてあげなきゃ」「解決策を示さなきゃ」と思いがちですが、実はその前に「気持ちを分かってもらうこと」が何よりの安心になるのです。


【どうすればよかったか(声かけ例)】

まずは共感 → その後にポジティブな言葉まずは「受け止める」ことを意識して、以下のような声かけをしてみましょう。まず共感してから短い肯定や一緒に考える提案をすると効果的です。

すぐ使える声かけ(シンプル)

  • 「最近忘れ物が多いんだね。困るよね」
  • 「そういう時、嫌な気持ちになるよね」
  • 「そんな日もあるよ。ママも経験あるよ」

共感+承認を含めた声かけ

  • 「それ、分かるよ。気づけてえらいね」
  • 「気にしているのが伝わってくるよ。頑張ってるね」
  • 「忘れ物が続くとイヤだよね。言ってくれてありがとう」

共感→一緒に考える流れの声かけ

  • 「忘れ物が続くと嫌だよね。よかったら一緒にどうしたら楽になるか考えてみる?」
  • 「それで困ることはどんなこと?一緒に整理してみようか」
  • 「前日に準備するのも一つだけど、無理にやるのはしんどい時もあるよね。ほかに続けやすい方法があれば一緒に試してみよう」

子どもの自己効力感を育てる声かけ

  • 「ちゃんと気付けて偉いじゃん!次は解決する為にどうしたらいいか考えてみよう」
  • 「小さいことからできたら教えてね。やったことを一緒に喜びたいな」
  • 「今日失敗もあったけど、できたことは何かひとつある?」(できたことを見つけて褒める)

声かけで、子どもの心はぐっと軽くなる気がします。


【まとめ】

子育てって、本当に毎日がトライ&エラー。
私もまだまだ模索中です。

でも、「うまくいかなかったな」と思える出来事があるからこそ、次につなげられる。
子どもだけでなく、親も一緒に成長しているんですよね。

「あの時、ああ言えばよかったかな」と感じる方、きっと多いと思います。
そんな時は、自分を責めずに——「次はもう少し寄り添ってみよう」と思えたら、それで十分。

一緒に少しずつ、成長していきましょう!!

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